こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
親切丁寧NO.1のウイルソンカタログ
毎年ウイルソンのカタログはその親切丁寧さがグレードアップしています。
私たち販売店からしても非常に分かりやすいですし、ウイルソンというグラブの理解が深まる内容となっていると思います。
そして、近年のウイルソンのモノ作りは一貫しています。
己が信念を曲げることなくモノ作りをしているので1本筋が通っており、故に非常に簡潔だし丁寧な解説が可能なのだと思います。
今回はそのウイルソンの2022年のカタログをご紹介しながら、私なりのコユニの考察も交えていきたいと思います。
親切丁寧なその内容
カタログを開き目次とブランドイントロダクション、アドバイザリースタッフの紹介を経てまず最初がこちらのページ。
ウイルソン・アメリカ本社でグラブ・マスタークラフトマンの称号を持つ麻生さんの特集です。
野球用品のカタログというよりかは何か雑誌のような感じで構成されていて、こうしたところもウイルソンらしさを感じますね( *´艸`)
更に読み進めていくと、ウイルソンの代名詞でもあるDUALの紹介となっております。
DUALを構成する型・素材・モノ作りの技術の3要素がこの1ページに集約されています。
更に読み進めていくと、こんなページが。
ここまで丁寧に「型」と「ウェブ」の組み合わせを紹介しているカタログは未だかつてありませんでした。
ややもするとデザインに心が動きがちなウェブですが、グラブの機能に非常に重要な意味を持つことをこのページでは教えてくれます。
どのようなウェブを選べばグラブがどのようになりやすいのかがこの表を見れば一目瞭然です。
また、基本型に対して合わないようなウェブの場合しっかりとその旨も記載しているのがウイルソンクオリティですね。
コユニの考察
間違いなく昨今のコユニ人気はウイルソンが起こしたムーブメントだと言えると思います。
しかし、ウイルソンは全てのグラブに対してコユニが有効であるとは一度も言っておりません。
今回のカタログでも「『コユニ』に合うグラブの型とは」というページで特集を組んでおります。
が、このページからもコユニのメリットを感じるとともに、「コユニは決してすべてのグラブに対して有効ではないよ~」と訴えかけているようなそんな感じさえ受けます。
店頭で、コユニ仕様と言われて全くコユニが合わない型の場合に戸惑うこともしばしば。。。(;´∀`)
もちろんウイルソンのカタログに負けない位、懇切丁寧にコユニが合わない理由もご説明させていただきますよ。
それでもコユニがいいという場合はそれで型付けさせてもらいますが、良い結果を生んだ試しがございません(ノД`)・゜・。
基本的に今回のカタログにも書いてある通り、「土手が狭い」ということがコユニに適したグラブの最低限の条件だと思います。
どうしてもコユニで使用したい場合は土手が広いグラブを選ぶのはやめましょうね(^^♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日はウイルソン2022年カタログのご紹介とコユニの考察でした。
・ウイルソンのカタログはオシャレで親切丁寧
・型とウェブの組み合わせによって合う合わないがある
・コユニも全てに合う訳ではない
単にコユニという流行に乗るのではなく、そのグラブの型にあるもの、背景を感じて選べるようになると更にグラブ選びに深みが出てくるかもしれません。
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