【グローブ】紐交換でグラブは大きく変わる?修理を依頼する前に気を付けることとは?

グラブ

こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。

このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。

 

紐修理の奥深さ

日々、練習をしているとグラブの紐が切れてしまうことがどうしてもあるかと思います。
更にこれから冬になりますと寒さと乾燥によって一年間で最も紐が切れやすい時季となります。
紐が切れたとき、多くの方が近くのスポーツ店か野球専門店に行って修理してもらうのではないでしょうか?
グラブの紐交換はグラブ修理の中でも最も基本的な修理で、最も奥が深い修理だと思います。
今回はそんなグラブの紐修理についての考察となります。

紐修理が及ぼす影響

ご存知の通り、グラブの紐は牛の革で出来ております。
革は使用して馴染んでくれば柔らかさが出てきますが、使用前はかなり硬いです。
それは紐も同じで、馴染んでくる前は硬いのでグラブ全体が硬くなります。
使い込んで柔らかくなってしまったグラブは全紐交換すると硬さがかなり戻ってくれます。
しかし、気を付けねばならないのが紐だけしか硬くなってないよということです。
使い込んで本体の革は柔らかくなってしまっているので、紐だけ硬いまま無理に使用すると型崩れの原因ともなりますのでご注意ください。


また、大事な試合前日に紐が切れてしまうと硬い紐が通る分、使用感が変わってしまいますので定期的なメンテナンスを推奨します。
特に今、異常が何もなくても定期メンテナンスと称してグラブを購入したお店に持って行って診てもらうのが良いと思います。
以前のブログ「【グローブ】気になる!ご購入いただいたその後のグラブたち!」でも取り上げましたが、お店の人は自分のところで買ってもらったグラブの経過を診るのも楽しみの1つですので、是非持って行って診てもらいましょう。
ちなみに当店では他店でご購入したグラブの診察も歓迎しておりますよ~(^^♪

あとは各指間の紐を通す間隔もプレーに大きな影響を及ぼします。


間隔を広くとれば、開きやすいグラブにはなります。
ただし、逆シングルの時に負けやすくなったり、内野手用でいうとポケットが浅くなる効果があります。
逆に間隔を狭くすると握る力は伝わりやすくなりますが、ボールを受ける間口が狭くなってしまうため微妙にイレギュラーしたゴロなんかに対応しにくくなるというデメリットもございます。

それぞれで一長一短があるわけです。

なので、ここら辺の間隔は人それぞれ。
自分に合う間隔を見つけて紐通ししましょう。

不安な方はお近くの野球専門店へレッツゴー!

紐の厚さで使用感が変わる?

紐交換をすると硬くなって使用感が変わってしまうと述べましたが、その影響を極力少なくする方法があります。
それは紐を漉くという方法です。

野球専門店でよく使用される紐カンナ
上が漉く前の紐で下が漉いたあとの紐


「紐なんて漉いたらまたすぐに切れてしまうのではないか?」
と思われる方もいるかと思いますが、グラブはその通っている紐全てがボールに当たってしまう訳ではありません。
基本的にはボールが当たらなくて紐が消耗しない箇所というのがございます。
しかもその位置が屈曲性に大きな影響を及ぼす箇所だとしたら、なおさら漉いて動きを出しやすくしてあげた方が良いわけです。

下記画像の青色で示している箇所は基本的には紐を漉いてOKな箇所です。

多くのメーカーの既製品はここの部分の紐は薄く漉いてあります。
先ほど言った動きやすさを出しやすくしてあげるためですね。
他の箇所を薄く漉いてしまうと早期に紐切れする原因となってしまいますのでご注意ください。
もし、野球専門店で直してもらえるならここら辺のことは分かっていると思いますので安心ですが、そうでないところだと紐の厚み調節まではやっていない可能性もありますのでご注意ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
本日はグラブの紐修理に関しての記事でした。

・紐修理は最も基本的な修理で最も奥深い修理でもある
・紐の通し方でプレーが変わる
・紐の厚みを変えてあげると紐交換しても使いやすいグラブに

単に紐通しと言ってもそれ以前に知っておかなければならないことが実はたくさんあります。
単純に紐を通すだけだったらぶっちゃけ誰でも出来るのですが、通す際のテンションのかけ方や間隔の開け方、通す順番などでも使用感は変わってきます。

奥が深い紐通しのお話でした。

更に詳しく聞いてみたいという方は、是非お店にいらしてみてくださいね~( *´艸`)

当店の価格表を載せておきますので修理の際の目安にどうぞ。

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