【バット】自分に合ったバットの選び方ってどうすればいいの?【初級編】

バット

こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。

このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。

 

バット選びは結果に直結

先日、お店で嬉しいことがありました。
あるお客様より「店長さんに選んでいただいたバットは息子が中学時代に唯一ホームランを打ったバットなんです。今でもそのバットだけはものすごく大切にしています」というお声掛けをいただきました。
そのようなお話をいただくと、この仕事をやっていて良かったなぁと感じる瞬間でもあります。
しかし、それと同時にバット選びは選手の結果に直結する非常に責任感ある仕事でもあると感じる瞬間でもあるのです。
今回は割と悩まれている方が多い、バット選びの基礎編について取り上げていきたいと思います。

長さ・重さ・バランス・材質の選び方

バットを選ぶ基準としては、長さ・重さ・バランス・材質の4つの基準が挙げられます。
これら4つの基準が選手のレベルや特性とバッチリ合った時にはじめて、振りやすいと感じ満足いくスイングが出来ます。

【長さについて】

まず、バットの長さですが基本的には長くなればなるほど遠心力が働きボールとインパクトした時のエネルギーは大きくなります。

しかし、遠心力が働く分身体からバットが離れていってしまう作用も生まれます。
なので、長さは自身が扱えると思う範囲の中でなるべく長めをオススメします。

下記の表はあくまで目安ですがご参考までに。
繰り返しますがあくまで目安です。
自信の力量・感覚に合わせた長さを選びましょう。

【重さについて】

前提として、しっかりと振れるのであればバットは重い方が遠くにボールを飛ばしやすいです。
あくまで「しっかりと振れるのであれば」です!

自動車で考えてみると分かりやすいかもしれません。

大型トラックが100km/hで走って衝突した時と、

軽自動車が同じ速度で 100km/hで走って衝突した時 、

どちらの方が衝突した時のエネルギー量は大きいでしょうか?
大型トラックの方が遥かに大きいですよね!

バットにも同じことが言えます。
スイングスピードが仮に100km/hの選手で1000gのバットと800gのバットで同じスイングスピードだったとすれば1000gの方が打球は遠くに飛ばしやすくなるということです。

なのでバットは自分が振れると感じる範囲内でなるべく重たいものを選ぶというのが鉄則となります。

【バランスについて】

バランスに関しては声を大にして言いたい。
「メーカーのバランス表記を妄信するな!!」と。

これは以前にも「【バット】トップ、ミドル、カウンターっていうバランス表記の罠」という投稿でも取り上げましたが、各メーカー毎にバランス表記の基準が異なります。
asicsの「ミドルバランス」とミズノの「ミドルバランス」では表記としては一緒でも基準が異なりますので同じではありません。

「とりあえずミドルバランスを選んでおけば大丈夫」なんていう安易な選び方はパフォーマンスを上げたいのなら絶対にやめましょう。

【材質について】

材質の違いもバット選びにおいて大きな影響を与えます。
木製バットに関しては「【木製バット】木材の種類による違いとは?【自分に合うバット選び】」で取り上げてますのでそちらをご参照ください。

金属も例えばミズノのVkong02に代表されるHS700なんかは柔らかい打感の金属として有名ですね。
対してSSKのスカイビート31KはX220という硬い打感の金属を使用されています。
これはどちらの方が良いという話ではなくてバッターの好みになります。

ウレタンにおいても硬いウレタン柔らかいウレタンがあります。
傾向としては硬い方が打球の初速が速くて内野の間を抜けやすい、柔らかいウレタンの方が放物線を描くような打球になりやすい傾向があります。

カーボン材はそのカーボンの種類・純度によってしなるのか硬いのかが変わります。
またウレタンと比べるとライナー性の打球が飛びやすい傾向がございます。

どのような材質を選ぶにせよ、自分がどのようなバッターになりたいのかを明確にすることが大切ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
本日はバット選びの初級編でした。

・長さと重さは自分が扱える範囲内でなるべく長くて重いものを選ぶべし
・バランスはメーカー表記を信じすぎるな
・バッタータイプによって材質は考えよう

今回ご紹介したのはバット選びのホントさわりの部分。
まずは、実際にバットを振ってみること。
最低でもバットを振れるお店でご購入することをオススメします。
振らずにバットを決めるのはグラブをはめずに買うのと同じ位リスキーです。
当店では実際にスイングも出来ますし、試打用バットがあれば打つことも出来ます。
更に中級編でお伝えしますがスイングスピードの測定も行っておりますので、それらのデータを活用したバット選びでお客様のパフォーマンスアップのお手伝いをさせていただきます。

それでも迷ってしまうような場合はバットのレンタルもございますので、そちらをご活用いただくのも手かと思います。

それでは本日はこの辺で( *´艸`)

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コメント

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