こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
グラブが出来るまでを題材に
それは、今年の7月中旬頃のお話。
私の高校時代の先輩からこんなLINEが。
「久しぶり!急にごめんね。ちょっと相談があって連絡したんだけどさ、長男が春から野球を始めて今楽しくてしょうがない感じなのよ。それで夏休みの自由研究で野球のグローブの事をテーマにやりたいって言ってるんだけど、ちょっとお仕事見せてもらえたりしないかな?」
私はすぐに「全然OKですよ~」とお返事させていただきました。
そんなこんなで、小学1年生の自由研究のお手伝いをさせていただくことになったのでした。
今回はその自由研究をまとめたレポートが素晴らしい出来でしたのでご紹介させていただきます。
自分のグラブをリペアしてみよう
先輩と事前に打ち合わせを行いまして、私が話をするだけではつまらないので実際に先輩のグラブを持ってきてもらってリペアしてみようということになりました。
リペアの内容は全紐交換とグリスアップになります。
まずは、グラブをばらす作業。
ハサミでチョキチョキと。
革を切るためのハサミでまだ小学一年生が扱うには危険なので、一部分だけハサミで切ってもらいました。
全てばらした後にグリスを入れる作業へ。
ここではグリスとは何ぞや?というお話をさせていただきながらグリスアップの作業を行いました。
普通はグラブなんてばらしたことないですから、お父さんやお母さんのほうも興味津々。
「こういう作りになってるんだぁ~!」と皆さん驚いていました。
グリスを入れ終わってから紐通しですが、紐に関してもただ通すだけではなく漉くべきところは漉いて、通す順番や力の入れ方でグラブの形が変わってしまうんだよというようなお話を色々とさせていただきました。
紐通しは比較的簡単なところは自分でやってもらうようにしました。
そうこうしているうちにグラブが完成となりました。
その後、紐を通したすぐあとは硬いので少しトントン機で叩いて馴染ませてお渡しさせていただきました。
そしてレポートが完成
後日、ご家族でいらっしゃってその時のレポートを持ってきてくださいました(^^♪
1年生とは思えない位、非常に丁寧によくまとめられていましたのでご紹介しますね。
お顔とお名前は伏せさせていただきますのでご了承ください。
字もキレイですね~( *´艸`)
間違いなくうちのスタッフのK君やA君よりもキレイです。。。
修理工房の上に展示しているグラブパーツ一覧もパシャリ!
グラブが牛革で出来ているということすら知らない方も多いのではないでしょうか?
野球が上手くなりたいなら自分で使うグラブの事くらいは知っておいて損はないと思います。
ちゃんと紐のサンプルも貼り付けて分かりやすい( *´艸`)
しっかりと順番通りに紹介できてます。
慣れちゃえばすいすい通せるようになるよ(^^♪
一生懸命穴に紐を通している姿は可愛らしかったです!
でも紐通しの針金は尖っていて危険なので必ず大人の方が付き添ってあげましょう。
紐カンナで漉いた紐と漉いていない紐を比較できるように貼り付けてますね!
しっかり研究してます(^^♪
今回の自由研究で一番伝えたかったこと。
それが最後の「かんそう」でしっかりと伝わっていたのが良かったです( *´艸`)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は夏休みの自由研究のお手伝いをしたというお話でした。
・お父さんのグラブの全紐交換とグリスアップ
・実際の作業もお手伝い
・グラブを大切にしようの本当の意味
監督やコーチから「道具を大切にしなさい!」と言われることはよくあるけれど、ここまでしっかりと子どもが理解できてはじめて本当に大切にしようという心が育まれるのだと改めて感じることができました。
ご依頼いただければこのようなお手伝いは今後もさせていただきたいなと思いますので、是非お気軽にご相談くださいね~(^^♪
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