こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
そもそも木製バットの定義が人それぞれ
木製バットと一言で言っても人によって様々な解釈がございます。
竹バットやラミバットも木製と含める方もいらっしゃいますが、今回は純粋に木一本で出来ているバットを木製バットと定義してお話を進めていきたいと思います。
近年、特に需要が増えている木製バット。
大学生だけではなく中学、高校生のお客様が木製バットをご購入されているケースが非常に目立ちます。
学生の国際大会等で日本が金属バットに慣れ過ぎている結果、打撃において成績不振が続いておりその結果意識の高い選手達は木製バットを日頃の練習から使い始めています。
これ自体は非常に良いことであるし、何なら高校生レベルなら公式戦も木製バットにしちゃえよとすら個人的には思ってます。( *´艸`)
最柔材質。アオダモとは?
今は本物のアオダモのバットを目にする機会が本当になくなってしまいました(ノД`)・゜・。
アオダモは最もバット材として優れていると言われていた木材ですが、育てるのに非常に時間が掛かってしまうのが難点。
一昔前の無計画な伐採が原因でその姿をみることはほとんどなくなってしまいました。。。
打感は木製バットの中でも圧倒的NO1で柔らかくしなり、運ぶような打感を体感できます。
木製で打ってる感を一番体感できる材だと思います。
現代の木製バットの王道、メイプル
現状、これが一番多く使用されている材だと思います。
メイプルと一言で言っても北米産メイプルや最近ではロシアンメイプルなるものまで出てきています。
メイプルの最大の特長は硬い打感。
木製の中では一番金属に近い打感です。
特に寒冷地で育ったメイプルは繊維が締まるので硬いです。北米産ってやつですね。
なので前の方で弾く感じで飛ばしたいバッターは扱いやすいかと。
また、試合では金属を使う選手や、今までずっと金属で初めての木製といった選手にもオススメです。
硬い分、折れるときはバキッて折れちゃいますが(;´・ω・)
あとは硬いのでしなりは少なく、その分芯を外すと結構痛いのも特徴ですね。
芯でしっかりと捉えれば硬いので反発して飛距離も出しやすい材だと思います。
ホワイトアッシュは中立木材
ホワイトアッシュの打感はメイプルよりは柔らかく、アオダモよりは硬いといった特性があります。
なので、木製の柔らかい打感やしなりは感じたい。けど、メイプルのような弾く感じも好き。といった方にはオススメです。
一見良いとこどりみたいな木材。
しかし、ホワイトアッシュは木目から剝がれやすいという欠点もございます。
天然の木材なので剥がれやすいモノ、剥がれにくいモノがどうしても個体差出ますがホワイトアッシュは総じて剥がれやすいと思います。
バーチという聞きなれない謎の木材
バーチとかビーチとか言うことがございますこの木材ですが、個人的にはかなりオススメです。
メイプルよりは柔らかい打感のこのバーチ。しかし、ホワイトアッシュみたいな剥がれが少ないので安心して使用できます。
アオダモほどの柔らかさはないのですが、少ししなって柔らかい打感を感じることが出来ると思います。
近年注目を浴びてきたバーチ材。
実は今年大活躍の大谷選手もバーチ材を使用しています。
これから注目の木材だと思います(^^♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は木製バットの材質の特長を改めておさらいしてみました。
・しなりと打感の柔らかさNO.1のアオダモ
・硬い金属に近い打感のメイプル
・適度な硬さと柔らかさが魅力だがコスパが悪いホワイトアッシュ
・これから注目を浴びるだろうバーチ
今回まとめたのはあくまで一般論です。
木材は天然素材ですので育った環境や保管状況によって大きく性質が変わる場合もございます。
ちなみに木製バットは布製のバットケースに入れて持ち運ぶと湿気が溜まりにくいのでオススメですよ。
プロ選手はジュラルミンみたいなケースの中に除湿剤を忍ばせて管理しています。
湿気は木製バットにとって大敵です。
色々試してみて自分に合った木製バットをまずは見つけてくださいね(^^♪
過去投稿の「硬式木製オーダーのJBバットが本気すぎる件について」で紹介したJBバットのオーダーはコスパめっちゃいいのでオススメですよ~( *´艸`)
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