こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
グラブを作るのは大変
あなたは野球のグラブの中身を見たことがありますか?
実はグラブって作るのに結構複雑な作りになっています。
一朝一夕で誰でも簡単に作れるものではございません。
1人でグラブ全てを作るとなるとかなりの熟練した技術が必要です。
グラブは立体的な造形をしていますのでただ単に縫い合わせればいいというものでもございません。
本日はそんなグラブの中身にスポットを当ててみたいと思います。
グラブを構成する様々なパーツ
グラブは様々なパーツが組み合わさって出来ています。
下の画像をご覧ください。
グラブを1つ作るのにこれだけのパーツが必要です。
これらを組み合わせて縫い合わせてはじめてグラブという立体的なものになるわけですね~( *´艸`)
それでは立体的になったグラブを見てみましょう。
こちらは紐を全てばらしてあるグラブです。
この中身を覗いていきます。
こんな感じになってます。
これはグリスがカラッカラになっちゃってますね(-_-;)
よく見ると上の方にグリスが固まっちゃっています。
このような状態になってしまうと受球面の革と中の革とがくっつかないでいわゆる浮きやシワができやすくなってしまうのです。
なので定期的にこの中身はご確認していただく方がよろしいかなと思います。
ここからもう少し分解してみてみます。
グラブの中身を見てみよう
先ほどの上の方に見えたフェルトを取り出してみましょう。
あのフェルトが芯ってやつです。
こんな感じに革と芯が縫い合わされています。
ここで指先の強さが生まれる訳ですね。
ここの芯が折れてしまったり、芯があっても弱かったりすると強いゴロなんかを捕ろうとすると負けてしまいます。
全部取り出してみます。
これが指袋と言われるものです。
指袋をどかすとこんな感じで背面のハミダシがお目見えです。
こういう風に縫い合わせてあるんですね~( *´艸`)
小指掛けというパーツはこの指袋に縫い合わされています。
このパーツが切れてしまうとここまでばらして修理しないといけないので実は結構大変なのです(; ・`д・´)
ちなみに小指掛けっていうのはこの上の画像のパーツですね。
こんな風に様々なパーツが縫い合わさることによってグラブというのが形作られていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日はグラブの中を少し覗いてみました。
こんな風に出来てるってご存知でしたでしょうか?( *´艸`)
・たまにグラブを開けてグリスの有無をチェック
・芯材の強さが指先の強さに大きく関わってくる
・グラブは様々なパーツが組み合わさって作られる
パーツの裁断の時点で型パターンがおかしいグラブですと、組み上げたときに違和感が生じます。
それがすぐ目に見える場合もあれば、使い込んでいかなければ分からないような場合もあります。
そして、革という素材と型パターンと作り手の技術がバチーーーッと合った時に最高のグラブが出来上がるんですね~( *´艸`)
あなたにとって最高のグラブに出会えますように(^^♪
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