こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
ウイルソンのこだわりと機能性が詰まったグラブ
店頭では今、グラブオーダーフェア真っ最中で火曜日までウイルソン強化販売週間となっています。
実はウイルソン強化販売週間の今だけ外崎修汰選手と青木宣親選手の実使用グラブが展示されています( *´艸`)
滅多に触れることはないと思いますので是非お立ち寄りいただき実物を手に取ってみてくださいね!
今回はその中でも外崎修汰選手が2019年まで使用していたグラブをご紹介!
こちらのグラブが外崎修汰選手が2019年まで実際に使っていたグラブです。
外崎選手のグラブはDL型というD5型の大きいVerとなります。
背面にはスーパースキンというレザーを多く使用し(スーパースキンとは何ぞや?という方はこちらの過去記事からどうぞ)、もの凄く軽量なグラブとなっております。
親指部には実家がリンゴ農家のためリンゴのマークを模したST5の刺繍が!
めちゃくちゃオシャンなデザインです( *´艸`)
当て捕り?つかみ捕り?どっちも対応できるグラブ!
それでは受球面側も見てみましょう!
こちらが受球面側です。
土手紐が逆巻きになっており受球面は少し広く、しっかりとボールを包み込むような形状になっているのがお分かりいただけると思います。
もう1つ着目したい点が人差し指下の出っ張りです。
アップにするとこんな感じ。
結構、出っ張っているのが分かると思います。
人差し指を押し込んで使ういわゆる当て捕りというやつです。
しかし、先ほど引きで見ていただいた受球面の全体像の画像では しっかりとボールを包み込むような形状 と説明いたしました。
グラブの型に詳しい人ですと、「え!?それって矛盾してない??(-。-)y-゜゜゜」っていう総ツッコミが飛んできそうですが、現実に両方をやってのけているのがこのグラブであり、ウイルソンのスゴイところ。
「兵を形すの極は無形に至る」孫氏の名言、グラブにも通ず
「兵を形すの極は無形に至る」とは孫氏の名言です。
現代語に訳すと、
明確な形があれば、他人は予測して対抗手段を講じることができますが、定型を持たず相手の態勢に応じて臨機応変に対応を変えることで、「無形」とまではいかないものの相手は予測できず対抗手段も講じられない状態になります。
https://sonshi-heihou.com/より
要は「相手に応じて臨機応変に戦うこと」ということです。
これを野球語に訳すとこうなります。
明確なグラブの型を作り過ぎると、打球がイレギュラーしたときに対応できません。定型の型を持たずに打球に応じて臨機応変に対応できるグラブは「無型」とまではいかないもののイレギュラーにも対応することが出来ます。
https://tenchonomousou.com/より(そんなサイトありません)
まさに外崎選手の2019年モデルに感じたことがそれでした。
きっと打球に応じて使い方を臨機応変に変えているんだろうなと想像させるグラブです。
これが簡単なようで非常に難しい。。。
そもそものグラブの型パターンの設計でズレがある場合、このような使い方をするとまずどこかに歪みが生まれます。
それは受球面にシワや浮きとして出てくるパターンだったり、ボールを握りにいったときに背面が指に当たって痛いとかだったり様々です。
グラブにおいて「型」という定型を私たち専門店は作りたがりますが、ある程度の「型」を作り上げた先にあるのは「無型」であり(本当の型無しになったら問題外)、それが最強なのかもしれません。
なんか最後バガボンドっぽい(笑)
結局言いたいところは、ウイルソンのグラブはスゴイよってことですね(*´з`)
まとめ
本日もご覧いただきましてありがとうございましたm(_ _)m
・外崎選手の機能的なオシャングラブのご紹介
・当て捕り、つかみ捕り両方やってのけるウイルソン
・グラブの型の究極は「無型」
本日ご紹介させていただきましたグラブは明日まで展示しておりますのでご来店のほど、お待ちしております!
ウイルソンをネットで買いたいという方はこちらよりどうぞ(*´▽`*)
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