こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
グラブレースの全交換が増加傾向
グラブの紐、通称「グラブレース」とも呼ばれます。
ここ最近気温が下がり、乾燥している季節柄のせいか紐切れ修理が非常に多いです。
当店では1本1か所の紐切れ修理だったら基本的にはすぐにその場で修理させていただいております。
そして最近特に多いのが紐の全替えです(紐全交換となるとお預かりですm(_ _)m)。
1本1か所だけの修理で済むものであっても全替え希望していく方が非常に多いです。
このオフ期間中に紐を全部替えてグラブのしっかり感を取り戻し、来春に備えるという方が多いのだと思います。
また、紐の色なんかを全部替えると気分転換にもなりますしね( *´艸`)
今回はそんなグラブレースのお話です。
グラブの型を形成する上で紐は大切
仮にグラブのコンセプトや作り、価格も素晴らしい!という新しいモデルがあったとしても紐が残念だと正直かなりその価値は下がってしまうと思っています。
グラブを形成する上でグラブレースはそれほどに重要な役割を担っております。
グラブの開閉時にもグラブレースは大きな影響を及ぼします。
新品のグラブが硬いのはグラブレースが作用しているところがかなり大きいです。
なので、革が結構ヘタってきてしまっているようなグラブはレースを全て交換するだけでかなりしっかり感は変わってきます。
ただし、革は柔らかいままでレースのみ硬くなるため、そのままの状態ではあまりバランスの取れた良いグラブにはなりません。
紐にオイルなどを塗り少し馴染ませるようにしてから紐通しを行うだけでも結構変わります。
ちなみに紐にオイルを塗る場合は全体的に塗ってもらいたいのですが、
こちらのツルツルした面よりも、裏のザラザラした面
こちらからオイルを塗り込むと、より浸透して紐の乾燥や紐切れの抑制につながります。
紐に塗る際にオススメのオイルはコチラ!
革紐でプレーが変わる?
当店では、通常の革紐とジュテルレザーから卸していただいている革紐と両方販売しております。
1年ほど前にジュテルレザー製の革紐で全紐交換をしたグラブがあり、先日お客様がそちらをお持ちいただいたのですがビックリでした(;´∀`)
軟式プレーヤーですが週に2~3回位使用していて割とハードプレーヤーとのこと。
通常、1年経っている革紐ってもっと痩せてるはずなんですσ(^_^;)
本当に1年経ってますか?って何回も聞き直してしまいました(笑)
多少の擦れは見受けられるものの、この状態できているのはものすごいです。。。
お手入れも行き届いていたのでそれも大いに関係しているとは思います。
また、その方がおっしゃるにはレースにしなやかさがあってグラブがよく開くし、クッションのような役割を果たしてくれるのですごくグラブが使いやすくなったのだとか(^_−)−☆
気になる方は是非お試しくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?本日はグラブレースについてのお話でした。
・この時季は乾燥による紐切れが多い
・紐はザラザラ面からオイルを塗って馴染ませるべし
・しなやかさのある革紐でプレーが変わる
たかがグラブレースですが、されどグラブレース。
グラブを構成するパーツの中でも重要な位置にいると思います。
何より練習中や試合中に切れたらホント危ないので一度ご自身のグラブの革紐のチェックをしてみてはいかがでしょうか?
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