こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
ミズノワークショップカーイベント開催
先日、某硬式中学クラブチーム様においてミズノワークショップカーイベントを開催させていただきました。
全国でも5~6台位しかないと言われている大変貴重な野球専門のリペアカーとなります。
中にはバルダンのミシンや八方ミシン、修理に必要な工具、革紐やP革などあらゆるものが積載されています。
ミズノテクノレップ所属リペアークラフトマンに来ていただきまして、ミズノ製品に限りますが修理やメンテナンスをしていただきましたm(_ _)m
さすが業界最大手であるミズノのリペアークラフトマンです。
グラブ修理等は一切の迷いなく「ズババババ~ッ!!」と進めていきます(;゚Д゚)
お宝グラブを発見
今回のイベントでも多くのグラブ修理をお受けいたしました。
下記はその中の一部ですが、
1つ、激レアさんなグラブがありました。
土手部は金属のハトメが付いています。
受球面には、「World Win」「Supreme」「SPIN BRAKE LEATHER」の刻印が( *´艸`)
多少乾燥している感じはありましたが、それでもこの状態で保っているのは凄いです。
こんなミズノのボタンは初めて見ました!
こういうちょっとしたところも当時のこだわりや、オシャンなところを感じさせます( *´艸`)
リペアークラフトマンに聞いてみた
せっかくの機会ですのでリペアークラフトマンに色々と聞いてみました。
修理というのは昔と今と比べて増えてますか?
また、近年では捕球の仕方も変化してきて、当て捕りからしっかりとつかむ方へ流れてきています。そうした流れの中でグラブの破れ箇所など変わったことはありますか?
特別昔より修理が増えたかというとそのような実感はありません。
そして、破れ箇所に関しても今も昔も変わらないです。親指の付け根部分と人差し指と中指の間の部分がやはり多いです。
では、修理をしていて何か最近のグラブに対して感じることなどはございますか?
グラブのお手入れが行き届いていないと感じることが増えてきている気がします。正しいお手入れをすればグラブの寿命は長くなります。
今の選手が昔と比べて手入れを怠けているという訳ではなく、お手入れの仕方をしらない、教えてもらっていないという選手が多いように感じます。
それはネット通販でグラブを買う人が増えてきたというのも1つの要因でしょうし、親や監督・コーチが昔ほど口うるさくお手入れに関して言わなくなったというのも影響しているのかもしれません。
なるほど。
そうなると地域のお店がそうしたメンテナンスのレクチャーをお客様に対してしていくというのも1つ大切な仕事と言えそうですね。
ちなみに修理で心掛けていることなどあれば教えていただきたいです。
修理には基本というものはあるけれど、全く同じグラブというのはこの世に存在しません。なので、こうした修理をしておけば絶対に大丈夫ということはないと思っています。選手によって捕球位置は微妙に異なりますし、それに伴って破れやすい箇所も変わります。また、破れ修理で言えばただただ丈夫に破れなければいいかというとそういう訳でもない。厚ぼったくなって使い勝手が悪くなってしまうとよろしくないので、そこら辺も注意しながら修理をしています。
使いやすさもちゃんと計算しながら修理を行う。
グラブの状態を見て捕球箇所はどこなのか、どの箇所で捕る機会が多いのか。
どういったプレースタイルで、今後どこがウィークポイントとなりうるのか。
そんなことを考えながらパーソナルに寄り添った修理を心掛けていかなければなりませんね( *´艸`)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日はミズノワークショップカーイベントからの学びというところで思ったところを書かせていただきました。
・グラブのお手入れはやっぱり大切!
・修理に基本はあるが、それが全てではない
・選手の使いやすさを念頭に修理を行う
激しい練習をしていればどうしたって修理が必要になる時もあります。
そういった状態に少しでもならないように日頃のメンテナンスを正しい知識を持って行うこと。
また、修理が必要となってしまっても傷口が浅いうちに修理に持ってきていただくことをオススメいたします。
野球は道具に結果が大きく左右されるスポーツです。
常日頃から自分が使う道具はマメにチェックしておきましょうね( *´艸`)
完全に余談ですがこんなレアな灰皿がリペアーカーにありました(笑)
それではまた(^^♪
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