こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
内野MM型の基本情報
遂にそのベールを脱いだ内野MM型。
守備の名手である宮本慎也氏監修のそのグラブはミズノさんもかなりの力の入れようです。
当店にもいくつか入荷してきました(^^♪
発表された時から業界内で注目度は高かったのですが、まだその情報があまり世に出ていないため今回は内野MM型の基本的な情報と私の視点から見た内野MM型について取り上げていきたいと思います。
まずは革ですが「プレキシーキップレザー」を使用。
キップですので子牛の革ですね。
油分も適度に含まれモチモチしっとり系の革です。
子牛の革の方が繊維のキメが細かいので硬さ的にはカチッと仕上がる傾向にあります。
キップレザーを使用しているのは内野MM型の型から意図してこの革を選んでいますね(*´з`)
小指部には「HAGA JAPAN」の刻印。
もはやこの刻印が1つのブランドになってきてますね。
決して「HAGA」だから上等とか「中国製」だから劣っているということはございませんので、そこは誤解なきようお願いします(;^ω^)
内野MM型の型の特長とは?
内野MM型には3型ございます。
これはウェブが違うだけで型やサイズは全て一緒です。
1AJGH25003と1AJGH25023のウェブの違いが分かりにくいですがこちらの画像をご覧ください。
ウェブが細く設計されている左側の方が1AJGH25023です。
これはミズノさん曰く細くすることで操作性を良くすることが目的だとのことです。
右側は通常のディープ3の1AJGH25003です。
よく見ると左側はステッチの縫い方も違いますね。
ちなみに1AJGH25013はこんな形状のウェブです。
それでは特長的な型についてみていきましょう。
内野MM型の特長として背中が真っすぐということが上げられます。
これは宮本氏の「4本指は板のように使うこと」というこだわりからこのような形状になっております。
また、小指部の長さも通常より長めにとっています。
板のようにすることで捕球面とボールがしっかりと対面。
ゴロ捕球時にボールをポケットに導きやすくするとのことです。
更に特徴的なところは土手部です。
ミズノのグラブの中でもかなり思い切って土手部の位置を下に下げています。
下げることで受球面の広さを確保しています。
親指付け根部には特殊補強紐構造を採用し、最も破れやすい部位に補強を施しています。
内野MM型に対する店長的私見
下記、あくまで私見です。
この内野MM型に関してはミズノっぽくない、ある意味攻めたモデルだと感じております。
ポケット浅めの久保田スラッガーっぽい感じも出しつつ、でもそこはミズノの安心感あるポケットの懐の深さもちゃんとあってみたいなグラブです。
何といっても背面の指真っすぐ感。
ただ、個人的には指真っすぐなグラブは逆シングル時に弱いイメージがどうしてもあるのでそこが心配ではあります。
しかし、そこでキップレザーのカチッと感が活きてくるのかなとも思います。
手入れ感的にはややフィット感高め。
ここまで書いて思ったこと。正直好みは分かれるグラブだと思います。
坂本モデルのような背面にRが掛かりやすいモデルを好む方はやめておいた方がよさそうです。
ちなみに菊池モデルの使い方もこのMM型のように4本指は真っすぐですね。
菊池選手はグラブからのボールトスのしやすさを1つグラブ選びの基準にしているそうです。
なので指は真っすぐ。
話が逸れました(;^ω^)
この内野MM型は親指というよりは4本指を利かせて開閉させる。
今までにない仕様ですので、内野手で今までポケットが深すぎてミズノを敬遠していた内野手にはオススメできると思います。
このミズノさんの新たな挑戦の行く末がどうなるかは分かりませんが、お客様の使用後のレビューなど聞いてみたいものです( *´艸`)
まとめ
いかがでしたでしょうか?本日のブログは内野MM型についてでした。
・キップレザーを使用し、日本で作られたミズノの本気具合が伺えるグラブ
・内野MM型は3型。全て同じ型でウェブ違い。色々なファンクションを有したグラブ
・店長的私見では好みは分かれるが、挑戦したミズノさんには拍手を送りたい!(どういった立ち位置?(笑))
是非、気になった方はお近くの店舗で実際にはめてみてくださいね~(*´з`)
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