こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
平裏ってどこ?
まず、平裏のことを知らない方もいらっしゃると思うのでおさらいですがこの部分を指します。
手の平が当たる部分が平裏です。
この平裏と受球面が合わさってグラブは出来ています。
受球面で使用される革や背面革の艶感等は結構皆さん気にされますが平裏に凄くこだわって選ばれる方は皆無です。
過去投稿の「【グラブ】あまり知られていないけど重要な平裏レザーの裏話。」でもご紹介しましたように、私としてはグラブにおいて結構この平裏は大事なパーツだと思っております。
今回はそんな平裏にこだわっている数少ないモデルたちをご紹介いたします。
業界のリーダー「ミズノ」の平裏へのこだわり
こちらはグローバルエリートのH selection02というシリーズで採用されている平裏です。
正式にはPOWER LAYER構造という名称です。
いやぁもう流石ですよね。
個人的にはこれ全部付けて欲しい位です(*´▽`*)
この加工だけで余程のことがない限り受球面の浮きが出にくくなります。
デメリットをあえて挙げるとすれば型押し部分に少し硬さが出るかな位です。
むしろ硬さをメリットに感じる人もいるかもですけどね( *´艸`)
柔らかいだけじゃない。「SSK」スーパーソフトのこだわり
もはや柔らかグラブの代名詞ともいえるSSKのスーパーソフトシリーズ。
柔らかさを追い求めた同シリーズは平裏へのこだわりも見せております。
まさにデジグラブと同じく滑りにくいので指先の力がしっかりと伝わりやすく出来ています。
ただ、残念なことに少年用にしかこの機能が搭載されていません(;_;)
もはやスーパーソフトに限らず、大人にも付けて欲しい機能NO.1です。
浅見さん!よろしく頼みますm(_ _)m
浅見さんを知らない人はコチラ「エスエスケイの2022春夏モデルの展示会に行ってきた!」をご一読ください(笑)
「ローリングス」平裏レザーへのこだわり
一見普通の平裏レザーに見えますが、こちらは平裏専用のレザーを使用した超こだわりモデルとなります。
なお、こちらはCVオリジナルレザークエストエディションシリーズのみでの展開となります。
通常は平裏専用のレザーなどは使用せず表革同皮革の場合がほとんどです。
今回のこの平裏専用レザーは適度なグリップ感と馴染み感にこだわって仕上げてもらいました。
平裏の素材は硬すぎても手当たり感が悪くなるからダメ。
柔らかすぎると沈み込みすぎてそれも変なシワや型崩れの原因になるからダメ。
本当に難しいバランスですがタンナーに無理を言ってこのレザーが実現しました。
はめれば違いが分かっていただけると思いますので是非店頭までお越しください( *´艸`)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は平裏レザーの知られざる世界についてご紹介させていただきました。
・ミズノは POWER LAYER構造 で型崩れや受球面の浮きを防ぐ
・SSKはデジグリップの技術を応用し握りやすさMAXのグラブを実現
・ローリングスは平裏レザーの材そのものを追求し究極の平裏へ
平裏でグラブは大きく変わります。
目に見えるところだけでなく見えない部分もグラブ選びの際は大切にしていきたいですね( *´艸`)
超野球専門店CV Twitter
超野球専門店CV Instagram
コメント