こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
何事も過信すべきではない
珍しく少し過激な入りとなってしまいましたが、決してメーカーが嘘をついているとかそういうことではございません。
ただ、メーカーの表記を盲目的に信じ込んでしまう人が多いなと感じたためそうした表現をさせていただきました。
今回ご紹介するのは特にお客様が過信しがちなメーカー表記3選です。
これから道具を購入しようとしている方は気を付けてくださいね|ω・)
少年用グラブにみるオールラウンド表記
今や市販されている少年用グラブのほとんどがオールラウンド表記ではないでしょうか?
対して大人の硬式用は各ポジションに特化した仕様となっており、オールラウンド表記の硬式用グラブなどはほとんどないのが現状です。
それぞれに専門特化してそのポジションで守りやすくしているのです。
ではなぜ少年野球用のグラブにだけオールラウンド表記が多いのか?
それはズバリ
メーカーが小売店で売りやすい表記にしているだけです。
ショップに置いてある少年用グラブを思い返してください。
Hウェブだろうとショック系のウェブだろうとクロスだろうと関係なしにありとあらゆる形状のものがオールラウンド表記です。
少年野球では複数ポジション守らせる機会が圧倒的に多いため、オールラウンド表記でないと売れないのが現状としてあります。
また、少年用に関してはポケット深め設計のものがほとんどでガッチリつかみやすいモデルが多く出ているのも事実で、形状的にはオールラウンドとうたっても問題はないと思います。
ただ、内野手用に近いオールラウンド、外野手用に近いオールラウンド位の分別は必要ではないかと思います。
オールラウンドだからどれでも大丈夫というのは、個人的には安易すぎるかなと感じます。
バットのバランス表記の怪
バットに関しては「トップ、ミドル、カウンターっていうバランス表記の罠」の回でご紹介させていただきましたが、各メーカーによって表記の基準が異なります。
ミズノのミドルバランスとSSKのミドルバランス。
どちらも同じミドルバランスの表記ですが、これは各社それぞれで評価基準が異なります。
バットのどの部位にどのような重さの分配だとミドルバランスとか、慣性モーメントが~とかそのような基準を設けて(全メーカー設けているのか怪しいですが。。。)表記している訳です。
非常に分かりにくいので、
個人的にはBFJ(全日本野球協会)がバットの商標の公認とかを管理しているのであれば、バランス表記の取り決めなども統一するようメーカーに対して指揮を執っていって欲しいなと感じます。
シューズのワイドってみんな一緒?
こちらも過去ブログ「幅広さん向けシューズの解釈が幅広過ぎではないか問題」で取り上げました。
ワイドはワイドでもどの部位がワイドなのか?
「ワイドって書いてあるからこれを買っておけば大丈夫!」
なんてことはあり得ません!!
特にシューズに関しては全てを支える、まさに土台となるところ。
ここのフィット感がちゃんと合っていなければどうなるか?
野球はマウンドでリリースポイントが2cmズレたらホームベース上では30cmほどのズレが生じると言われている競技です。
「シューズは大きめ履いとけば大丈夫(^^♪」
って、
土台で1~2cmズレたらその上はどうなりますか?
分かりますね(笑)
なので、
シューズこそ実店舗でしっかりとフィッティングしてもらって購入することが大切です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日はメーカー表記にスポットを当ててみました。
・グラブのオールラウンド表記も色々です
・バットのバランス表記は各社基準を統一して欲しい。。。
・シューズは実店舗で履いて買おう!
冒頭でも申しましたがメーカーが嘘をついている訳では決してございません。
販売する側とそれを選ぶ側が双方にしっかりと知識を持って、ちゃんとした道具を選んで野球上手くなろうよというお話でした( *´艸`)
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