型付けのプロが【グローブの型付け】で大切にしていることとは?

グラブ

こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。

このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。

 

かなーりお久しぶりの投稿となりましたがぼちぼちとアップしていこうかと思いますのでお付き合いいただけますと幸いですm(_ _)m

本日は、、、

そう!!


知る人ぞ知るローリングスのグラブディレクター日高氏から聞いたエピソードをご紹介。


その日もいつもと同じように当店工房内にて型付けを行っていた日高氏。。。




何気なーく



「日高さんって型付けする時って何考えて型付けされているんですか??」


と聞いてみた。


氏、曰く、、、




「型付けなんかせんでええねん!!」






( ゚Д゚)??






この人はグラブの型付けをしすぎてもうイヤになってしまったのか?




はたまた、IQが高すぎる人と自分のような凡人が話すと嚙み合わなくなるとかいうあれか?




すると、氏は続けた、、、


「手にビタッ!!て引っ付いてたら型なんかつけなくてもいいでしょ?」





さらに詳しくお話を聞くと下記のようなことが見えてきました!



①手の平から指にかけてグラブと接地している面積が広いということと

②閉じる際の指の腹部分の力の向きがしっかりとグラブに力が伝わる方向に向いてさえいれば




結論!型付けはいらない!!と。



②を図解するとこんな感じ?赤いが力の向きです!

これ、自分的にはかなり腑に落ちました。


だって、


型付けしたって毎回その型通りに使用できるとは限らないでしょ?


むしろ試合なんかではそんなの意識して使ってる余裕なんてないし、いろんな打球が飛んできていろんな捕り方をしなくちゃいけないんだから。




そんな型付けの奥深さを知った出来事でした。




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コメント

  1. […] ローリングスの軟式グラブの最高峰シリーズに「PRO EXCEL」というシリーズがございます。個人的には現状出ている軟式用グラブの中で一番なんじゃないかと思ってます!実はPRO EXCELシリーズが世に出る前、「今度こんなの出そうと思ってるんですがどうですかね??」と日高氏(日高氏を知らない方はこちらをご参照ください)がお店に持ってきたグラブがありました。それが今のPRO EXCELでした。正直、最初に手にはめたとき「中価格帯の硬式用かぁ。確かにローリングスのラインナップでそこが無いもんなぁ(;^ω^)」と思ったぐらいもの凄い良品でした。展示会で良かったものが実際にお店に入ってくるときには質がダウンしていたというのは、割とある話ですがそこは流石、世界のローリングスですよ!!全くクオリティー落とすことなく仕上げてきました(*´▽`*) […]

  2. […] 本日はローリングスと超野球専門店CVのコラボ商品であるレザークエストエディション~Leather Quest Edition~、通称「レザクエ」シリーズを深掘りしていきたいと思います。こちらのグラブはローリングスの日高氏(日高氏に関しては以前ブログで取り上げてるのでそちらをご覧ください「型付けのプロが【グラブの型付け】で大切にしていることとは?」)と私のグラブへの探求心と現代グラブにおけるアンチテーゼから生まれた商品となっております。「グラブにおける理想の革とは?」長年、各メーカーとタンナーが研究・開発してきたグラブづくりにおける永遠のテーマです。私としては近年のグラブレザーは即戦力、柔らか仕上げに傾倒しているように感じておりました。すぐに使えて、お客様にとっても使用後の型のイメージが付きやすいというのがそれらが多く流通している理由となります。しかし、現場にいる人間としては最近のグラブはヘタるのが非常に早くなっているようにも感じておりました。せっかく柔らかく使いやすくなっても、その良い状態が長続きしない。。。(ノД`)・゜・。柔らかさに歯止めがかからないというのが原因でした。もちろん、柔らかくなければそもそも開閉しないのでグラブとして捕球し辛くなってしまいます。なので、ある程度の柔らかさは必ず必要です。ただ硬くすればいいという訳ではありません。「ほぐすとある程度柔らかくなって、使い込む程に少し繊維が締まってくる」それが日高氏と私が出した理想の革の答えでした。 […]

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