こんにちは！「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
クロスウェブの派生形
前回のブログ「【グラブ】代表的内野手ウェブの機能的違いについてのあれこれ」では、Hウェブやクロスウェブの特長に関してご紹介させていただきました。
今回はもう一歩踏み込んで定番ではあまりないようなウェブの機能のご紹介をしていきたいと思います。
まずは、クロスウェブの兄弟分ともいえるこちらのウェブです。
このウェブはクロスウェブから派生したウェブと言われています。
受球面に革が当ててあるこちらのタイプと当てていない下の画像のようなタイプがあります。
革を当ててある方が受球面の硬さが残りやすく、ポケットを浅く保ちやすい特性があります。
なので、最初から割とポケット深めの基本型でこちらのウェブを採用しているケースを多く見かけます。
ポジションのイメージとしては内野手～オールラウンドといった感じでしょうか。
和牛JBタイプのウェブの方が受球面に革を当て込んでいないため、グラブとしての柔らかさを出しやすい傾向にあります。
源田モデルで一気にブレイク、バスケットウェブ
一時よりかは落ち着きましたがまだまだ人気のバスケットウェブ。
昔からあるウェブですが、源田選手の登場により再ブレイクを果たしました。
このウェブの特長としては革に覆われている面積が多い分、硬さが残りやすいという点です。
なのでバスケットを選択し、とにかく柔らかく使いたいというのはあまりこのウェブを選ぶ意味がない気がします。。。
革で覆われているのでポケットも深くなりにくい形状でもあります。
ショック系ウェブ
こちらはタータンショックというウェブです。
編み込んであるのが特徴で、編み込んであるウェブ形状を「ショック系」とまとめて呼称しています。
主に内野手、場合によっては投手もやるよという選手にオススメのウェブです。
紐の編み込みが細かいのでボールの握りがバッターに悟られるようなこともありません。
こちらはミズノでいうところのショックアブソーバーという形状のウェブです。
内野手用のグラブでこのウェブが採用される場合、多くはポケット浅めで指がピーンと立っているグラブに採用されるケースが多いです。
浅いけどウェブ下で引っ掛けて捕ることも出来るよということでこのウェブが採用されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
本日は内野手用ウェブの少し変わり種ウェブについてご紹介させていただきました(*´▽｀*)
・クロスウェブ派生形は内野手～オールラウンドの少し大きめグラブに合うウェブ
・バスケットウェブは硬くて、ポケット浅いのが好きな方にはオススメです
・ショック系はその名の通りショックを吸収。内野オールラウンダーや浅いグラブに採用されるウェブ
ちなみに余談ですが、
ウェブのステッチの縫い方で作っている工場のクセが出ます。
上の画像はアトムズで作っているグラブです。
以上、内野手用ウェブについてでした(*´▽｀*)
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