【グラブ】各メーカーのグラブ内部の当て革にみる工夫とは?

グラブ

こんにちは!「超野球専門店CV」店長ゆうたです。

このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。

 

グラブ内部の見えないところにもあるメーカーの工夫とは?

お客様にとってグラブを選ぶ際の判断基準はどこですか?
ブランド?革?それとも色や機能?
十人十色の判断基準があるかと思います。
しかし、それはどれも外見で判断しておりグラブ内部にまで及ぶことはございません。
グラブをバラさないと見れないですからね(笑)
しかし、実はグラブの内部にも各メーカーのこだわりがたくさんつまっております。
今回はその一部をご紹介できればな~と思います( *´艸`)

和牛JBのしっかり感の一役を担うもの

こちら、宮崎和牛を使用しブレイクした和牛JB
その中でも人気のJB-006Sというモデルです。
早速中身をのぞいてみましょう。

このような当て革処理が施されています。
当て革の厚み自体が他社に比べるとやや厚く感じられます。
また、捕球時に痛くないようにするためか、ウェブ下側にも当て革加工が施してあるのが特徴ですね。
和牛なので他の革と比べるとただでさえ張り感がありしっかり感がありますが、当て革加工もされているためまさに鬼に金棒。
簡単にはヘタレない、しっかり感のある内野手用が欲しいという選手にはもってこいのグラブだと思います。

ローリングスのプロフェッショナルなこだわり

ローリングスのレザークエストエディション
略してレザクエ。当ブログではもうお馴染みですね(^^♪
まだ知らないという方はまずはこちら。「【ローリングス】レザークエストエディション~Leather Quest Edition~」をご覧になってみてくださいね( *´艸`)

その中でもこちらはR64というmade in JAPANのモデルになります。
当て革がひし形に切り抜かれていますね|ω・)
こちらは受球面と手の平の革がしっかりとグリスで引っ付きやすくなるようにこうした一手間が加えられています。
さ・ら・に!

こちらはA15MGという通称「魔導グラブ ウィザードシリーズ」の投手用です。

こちらの当て革は「DUAL PALM TECH」と言われているもので少し丸く切り抜かれたような跡が当て革にあるかと思います。
これはポケット形成を手助けするカッティングでここにポケットを形成しやすくする役割がございます。
またスリットを入れることにより、より動きやすさを助けているという側面もございます。
更に、ヒンジ近くまで当て革補強が施されているのが分かるかと思います。
これは投手がグラブを握るときに、よりしっかりと握れてグラブの硬さを保つためだと考えられます。
内野手用は少しヒンジよりも位置をずらして小指側の利きが良くなるような配置にしてありました。

ポジションによっても当て革の形状を変えているプロフェッショナルなグラブです( *´艸`)

ミズノの細やかなこだわり

こちらはミズノのグローバルエリート H selection ∞シリーズです。
しっかり感と軽さの融合を果たしたモデルとなっております。

こちらも当て革にスリット加工が施してあり、ヒンジ位置で屈曲しやすいように設計されています。
ミズノのグラブはある意味、「こういった型になりますよ~」というレールが敷かれているようなグラブが多いのは、こうした工夫によって変な型の崩れを抑制しているからなんでしょうね( *´艸`)

まとめ

いかがでしたでしょうか?
本日は各メーカーのグラブ内部の構造についてでした。
ちなみに、

見えないところつながりで言いますと、ヘリ革の切れ目も各メーカーによって切れ目の場所が異なります。切れ目が見えていない方がキレイに見えますよね。
これも目に見えないこだわりですね( *´艸`)

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