こんにちは！「超野球専門店CV」店長ゆうたです。
このブログでは超野球専門店ならではの切り口で野球にまつわる情報をアップしていきます。
情報が錯綜してお手入れ方法が分かりにくい
近年、大手メーカーから小さな個人の事業主までお手入れ用品戦国時代の様相を呈してきました。
ネットやSNSでの情報があり過ぎて分かりにくく、混乱しているユーザーを多く見かけます。
挙句の果て、間違った情報を鵜呑みにして革の寿命を縮めてしまうようなことが起きているのも事実です。
今回は特に多くのユーザーが気にしているところの色落ちについて。
色落ちはある程度お手入れの仕方で防ぐことが出来ますよという内容となっています。
実は、お手入れすればするほど、、、
グラブを大事に大事にしようとするユーザー程、革の寿命を縮めているってご存知でした？
誤解なきよう正確に言うと「正しい知識を持たずに、間違った情報のままお手入れしている人」は革の需要を縮めてしまって色落ちを促進させている可能性が非常に高いです。
どういうことかと言うと、
「グラブを使用し汚れたら必ずレザーローションを使いキレイに汚れを完全に取りきる。その後に必ずオイルを塗って保革する」
このようなお手入れ方法を実践している方はかなりの確率で革の寿命を縮めています。
まず、「レザーローションを使いキレイに汚れを完全に取りきる」というところ。
完全に取りきるためにかなりの圧力をかけて革をゴシゴシしていませんか？
ゴシゴシしたあとの布はこのような状態になってはいませんか？
これ、革の染料が落ちてしまっていますので自ら色落ちさせているようなものです。
実はグラブの色落ちはこれによって引き起こされることが非常に多いです。
更にレザーローションをベチャベチャ塗る行為もオススメできません。
液体のレザーローションを塗り過ぎると革に浸透していき柔らかくなりすぎたり、重くなりすぎたりします。
少量での使用でしたらそのようなことも無いと思いますので適量でのお手入れをオススメいたします。
それでもどのくらいの用量がいいのか心配な方は、クリームタイプやウェットティッシュタイプの汚れ落としがオススメです。
・硅砂 スーパーストロングクリーナー５
・オールインクロス
・ガツ落ち!! 汚れ落としクリーナー
「必ずオイルを塗って保革する」というのも間違った情報の1つです。
オイルを塗る頻度は２週間に１度くらいで十分です。
しかもかなり薄く塗る程度で大丈夫です。
大事にしようとする選手ほどオイルを塗り過ぎてギトギトになっていたりしますが、あれは革の毛穴を埋めて呼吸を止め、寿命を著しく縮めてしまいますのでやめましょう。
理想は革の種類や状態に応じてオイルの種類を変えるのが理想です。
元から油分量の多い革に対して更にオイルを塗る必要はないです。
ここら辺も書いていくととても長文になってしまうので、次回にお預けとさせていただきますm(_ _)m
オススメのオイルは下記の通り
・キープコンディショニングオイルII
・WAX-1
・グラブモイスチャークリーム Guramoi
色落ちさせないお手入れの仕方とは？
では、グラブの色落ちを極力防ぐお手入れの仕方とはどのような方法があるのでしょうか？
基本的にはブラッシングがお手入れにおいては最重要だと考えております。
ブラッシングで出来るだけ汚れを綺麗にかきだしてあげてください。
歯ブラシで歯を磨くのと同じ要領で細かく磨いて、汚れを毛穴からかきだしてあげるような感じです。
それでも落ち切らない場合にはじめて汚れ落としを使ってあげてください。
汚れ落としに関してもゴシゴシこすり過ぎないように注意が必要です！
そして先ほども申し上げたように２週間に１度くらいの頻度でうすーくオイルを塗ってあげましょう。
なのでグラブの色を長く保ちたいのであれば、基本的にはブラッシングで済ましてお手入れし過ぎないことが実は最も大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
本日はグラブのお手入れ方法についてのさわりの部分をお話させていただきました。
・グラブの色を長く保つならゴシゴシこすり過ぎないように
・レザーローションやオイルの塗り過ぎに注意
・ブラッシングがお手入れの基本であり最重要
実は色々とお手入れ用品に関しては個人的に思う所があります。
今度面白いアイテムをご紹介出来ると思いますので乞うご期待( *´艸｀)
それでは！
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